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【気象病・天気痛】すべては自律神経のはたらき|体のセンサーが正常な証拠!

気圧や気温の変化。耳のセンサーが反応して脳へ伝わり、自律神経を刺激します。どんな体調の時に症状が出るのか、自分でチェックして知っていくことが大切です。

関係が深い耳のマッサージや、会議中でもこっそりできるツボ押しなど、自分でケアをできる方法を身に着けていきましょう。

「気象病」は認められている

「気象病」は認められている
「気象病」は天気痛・天気頭痛・低気圧頭痛とも認識されていて、近年注目されています。

気圧、温度、湿度などの変動を受けた体に起こる不調のことをいい、
もともと頭痛や関節痛がある方などでは、その症状が悪化することもがあります。


実は、科学的に論文が発表されています。
日本では1938年に論文で、気圧や気象と症候に関して科学的に論じられていおり、その後1942年には、「気象病」という言葉が登場。
気候と体調不良や、重篤な症候の脳出血、脳梗塞、心筋梗塞の恐れがある病気として発表されていました。

ドイツでは「生気象学」として、気象と病気の関連を調べる研究が進んでいるのですが、
世間に言葉が浸透してきたのは、2015年に日本特有の環境をふまえた状況を書籍としてはじめて出版がされて以来のようです。



〇日本人の7割に気象病の自覚あり
〇女性の半数は天気頭痛を持つ
〇多い人は週に2回以上発症
〇若い世代ほど発症率高め

出典:ウェザーニュース「天気痛」




女性はホルモンバランスの変化が1か月の中でも変動をしていくため、男性より乱されやすいということです。

気象病チェック!

気温・湿度・気圧を感じるセンサーは、皮膚や粘膜、脳や中枢神経など、体中のいたるところに存在していますが、

特に気圧は、耳が捉え、情報は脳へ伝達され、自律神経へ届きます。


自律神経のはたらきが弱っていると、その刺激でバランスを乱すため、気象痛や寒暖差アレルギーといった体調不良を起こします。

雨などで低気圧が重くのしかかる時だけでなく、急激に晴れ渡った高気圧に覆われるときに症状を体感する方もいるでしょう。
豪雨や台風の時は自律神経の調節がうまくいかず、めまい、偏頭痛、喘息などを訴える方が増えます。



なりやすい人は?

慢性的に持病がある方、大けがをして手術をしたことがある場合は、気圧や湿度によって症状が悪化する傾向にあります。

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〇頭痛、関節リウマチ、変形性関節症、肩こり、腰痛、線維筋痛症など、慢性的な頭痛や関節痛
〇乗り物酔いする人
〇めまい、喘息、うつ病、狭心症、倦怠感、交通事故後のムチ打ち、過去の傷や手術をしたことがある
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他に生活習慣によって、影響を受けやすくなっているケースがあります。
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睡眠不足、ストレス過多、食生活の乱れ、姿勢が悪いなど
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当てはまる方は、自律神経が乱れやすい状態です。


日本は、季節の移り変わりと気温・気圧だけでなく、湿度の影響を受けやすい環境にあります。

雨予報や台風が来るとわかっていれば、対策を打つことができます。
しかし昨今では、ゲリラ豪雨など予測しずらい天気の変化が起きるため、急激な変化に自律神経の調節が追い付かない方も多いのではないでしょうか。




姿勢悪くない?

スマホ・パソコン・タブレットを使っている時の姿勢は大丈夫ですか?

小学生から高齢者まで使いこなして、24時間365日欠かせないもの。


猫背、腰痛、肩首の凝り、左右差ある姿勢、反り腰など、体のゆがみがある人は要注意です。


運動不足を招き、代謝が進みにくくなり、筋肉のつき方に左右差ができます。
すると疲労が蓄積され、ストレスがかかった状態から抜け出せません。


したがって、全身を流れるエネルギーがまっすぐにスムーズに通ることができません。

道路の渋滞のように、道が細かったり、急カーブだったりすると、どこかで滞って進みが悪い事はイメージできますよね。

正常な体のセンサーでもある

正常な体のセンサーでもある
外気の変化を敏感に感じ取ることは、生体として正常な反応であり、機能です。

しかし、自律神経がその影響でバランスを乱してしまうほど弱っている、というのは改善の余地があります。


気象病をチェックする方法として、高層ビルやタワーマンション、東京タワー、あべのハルカスなど高い建物。
エレベーターの昇降による気圧の変化で、頭痛やめまいが出てくることがありませんか?

体に疲れを残さないこと

自律神経は意思とは関係なく、呼吸をし、血圧を調節し、体温を保ち、汗の量を調節するなど、
生体を守るために基本的なはたらきをします。


その中に心拍数を上げたり、血管を収縮させたり、活動的にさせる交感神経と、
逆に心を落ち着け、尿管を緩ませて排泄したり、血管を広げて体をリラックスさせる副交感神経があります。

この2つが交互に切り替わることで、起床と睡眠という生活の中のオンオフが成立します。



とにかく、ストレスを溜めないことと、十分な睡眠が超重要です。

なぜなら、疲労回復を促すホルモンは寝ている間に分泌され、ストレス耐性があるホルモンは朝に多く分泌されて夜にかけて減っていきます。
よって、夜遅くまで起きていると翌日まで疲れを持ち越してしまいます。



ちなみに、情報社会の現代では外から受ける刺激が大量にあります。
気象の変化を含め、そうした刺激を受け流すには、体が弱っていては処理が追いつきません

そういった刺激やストレスを受け流せる体、というのは気の巡りとして漢方でサポートできます。

緊張しがちな現代社会

朝晩のルーティンを見直しましょう。


【朝】
睡眠中は同じ姿勢を続けることが多いので、意外にも体は固まってしまっています。
布団の上で、伸びをするだけでも違いますよ。
ちなみに朝は、急に動くと交感神経がびっくりするので、ストレッチをしてからの方が体に負担がかかりません。


【夜】
硬めのゴムボールやテニスボールを使えるなら、普通のストレッチでは伸びにくい、深部の筋肉に働きかけます。

自分の体重によって筋肉に直接圧を加えて伸ばし、緊張をほぐします。
横になった状態でボールに体を乗せ、ゆっくりと動きます。頭のつけ根、首、肩甲骨、お尻、脚など、気持ちいい部分を探してください。


意外にも顔も凝ります。
ボールか、カッサを使って全体的にほぐします。
目がぱっちりと開いて、小顔になれますよ!





耳は精力と関係がある

気温や気圧の変動をキャッチする耳は、漢方でいうと「腎」の仲間。
生きるための精を管理している場所です。

たとえば、高齢になると耳鳴りがするのは、この腎の弱りからくるものです。


耳の凝りをほぐす

症状が出てからでも、その前の予防としてもかんたんに取り入れられます。
マッサージで血行を良くすることが効果的です。


耳にある気圧や気温の変化をキャッチするセンサーは、むくみがあると過敏になるといわれています。

さらに自律神経とつながっており、バランスが崩れると不調としてあらわれます。


まずは血行よくすること。
ホッカイロやマフラーなどで防寒することも効果的。
耳全体と、周辺の骨や髪の生え際、目の近くまでやってもいいと思います。

たとえば夏でも、室内の冷たいエアコンと、外気との差が大きく、食べるものも冷たかったりするのでバランスが崩れやすい条件です。
手のひらで耳全体を覆うだけでも、体温が奪われにくくなります。


続いて、ほぐします。
難しくは考えず、耳を上下左右前後へ引っ張ったり、折りたたんだり。ツボのように押してみたり、揉みほぐしましょう。
頭部までじわ~~っと血行が良くなる感覚があると最高です。
ただし、やりすぎてめまいなどを起こさないように、加減してくださいね。
これは肩凝りにも効果的だとされます。


耳つぼアクセサリーという名前で、肩こりや自律神経を整えるグッズがあります。
生活環境によりますが、つけていたらたらラクですね。




会議中にもできるツボ押し

手首の内側からひじのほうへ指三本分下がった真ん中【内関】

押してみて、ずーーんとすればそこです。
ツボの位置って実は毎日移動するそうで、響く程度は両腕で違ったりします。より響いている方を押してみてください。

3秒で押して、3秒で戻します。
呼吸を忘れないように!

自律神経とミネラルの関係

漢方でいう「腎」とは、生きるための勢力を管理している場所であり、耳に関係があり、
さらに、体の水の巡りにも深い関係があります。


食べるといいのは海産物です。

耳でキャッチした気温や気圧の変化は、脳へ伝わり、視床下部という自律神経につながる部分へ届きます。


海藻や魚に含まれるミネラルは、脳をはたらきをよくして情報の伝達をスムーズにするといわれています。

したがって、伝達の流れが良くなると自律神経の受け取りもスムーズになって全体が整っていく、という形です。


スーパーの鮮魚コーナーを見なくなってきていますが、乾物でもOKです。
わかめやひじき、昆布など、積極的に取り入れていきましょう。


むくみが原因?

むくみを自覚していて、気象病・自律神経による不調が起きていると考えるとき、
漢方では「水毒」「痰飲」という水が関わる証に該当します。


「水をたくさん飲みましょう」という指導が多いですが、無理して飲んでいませんか?

人はそれぞれ適量があり、その量を超えると、排泄しきれず体の中へ溜まっていきます。

基本的な指導は、「のどが乾いたら飲む」「がぶ飲みしない」を意識しておくこと。


さらに、体温以上のものを飲むことです。
真夏の猛暑には、体を冷ます目的で冷たいものを摂ることもあるでしょう。

ですが、”冷たい”とは冷蔵庫の冷えた状態だけではなく、常温も含まれます。
常温はおよそ15~20℃と体温の半分程度です。

冷たいものが入ってきた体は、まずそれを代謝できるように温度を上げることをする代わりに、体温を奪います。
体温を均一に保つ機能がある自律神経に直接影響してしまいます。




自分でコントロールしていく

周りを海に囲まれ、四季がある日本では外気の変化を受けるのは間違いありません。


どんな不定愁訴も自律神経の乱れ、といわれますね。

かんたんに乱れてしまうイメージかもしれませんが、病院へ行かなくても自分自身でケアが出来るということです。


あらゆるところでいわれていますが、自律神経を整える方法をおさらいしておきましょう。


◎十分な睡眠・・・理想は23時までに布団に入る
◎湯船につかる・・・全身を一度に温められる、日本人の特権である生活様式
◎音楽・・・自然の音や、周波数や倍音を使った音の療法がおすす、。音楽の波動で脳の波を変化
◎腹式呼吸・・・浅い呼吸になっていませんか?
全身の端から端に呼吸を届けるように、深くゆったりした腹式呼吸は緊張を解き、ホルモンバランスまでも整えるといわれています。



気象病を含む自律神経の乱れは、漢方が得意分野と言えます。
お困りであれば一度専門家へ相談して、自分で対応できるようになっていきましょう。




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草漢堂グループHP