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その頭痛、こめかみが痛い?絞めつけられる?頭痛の種類とそれぞれの対処方法

現代病の代表ともいわれる「頭痛」。

頭痛と一言で表しても、それぞれの特徴が異なるのをご存じですか?

心当たり無しに何かの拍子に急に襲われる痛み。調べていくと、くも膜下出血や脳腫瘍といった言葉を目にして、より不安をあおられます。

あなた頭痛はどんな痛みでしょうか?

自分の症状を認識して、痛みの原因と対処法を知っているかどうかは大きな違いです。

頭痛の種類

現在、国民の約4人に1人が慢性的な頭痛に悩んでいるといわれています。


頭痛としてあらわれる要因は様々です。

・頭部内外の血管や神経、また頭や首の筋肉に何らかの原因で異常が生じる
・こめかみ部分の動脈が拡張し、炎症を起こす
・頭を取り巻く筋肉が緊張して、収縮する
・脳内の血管が破れ、出血してできた血液の塊が脳を圧迫する


痛みによって、それぞれ症状が異なり、痛みが起きるメカニズムも異なります。



出典:GOOD HEALTH JOURNAL




じわじわ…締め付けられるような痛み

こめかみ、額、後頭部を中心として、じわじわ・・・ぎゅーっと頭が締め付けられるような、頭全体の重たい痛み。

後頭部から首、肩甲骨辺りにかけて痛みがあることも。

こんな症状に身に覚えありませんか?

頭痛のほかに、肩こり、眼精疲労、倦怠感、めまいなどの症状があらわれます。


なぜ頭痛の引き金になるかというと、筋肉のコリや張りによって、血行が悪くなり、冷えて動かなくなり、固くなっていきます。

そうした筋肉の緊張は、目にも連鎖します。
眼精疲労を引き起こして、目の奥がズーンとして、全身の倦怠感が生じます。


痛みは、だらだらと一日中続くこともあれば、午後から夕方の時間帯に症状が出やすいとも言われています。
男女比に差はなく、中高年に多い傾向があります。



そして、パソコンやスマートフォンを長時間使うことが多い現代人が、もっとも起こしやすい頭痛でもあります。

つまり、姿勢から影響してくるもの。姿勢が悪いと余計なところが緊張して、こわばります。
その痛みを感じる神経は刺激され、連鎖していくものです。


そう考えると、日ごろから出来ることもわかってきますよね。

その頭痛は・・・緊張性頭痛(筋肉収縮性頭痛)

以上が「緊張型頭痛/筋肉収縮性頭痛」といわれる頭痛です。
肩コリ・首こりが関係あるとすると、「筋肉収縮性」という言葉がはっきり理解できますね。

これは、日本全体で約20%が持っている頭痛と言われています。


出典:頭痛オンライン





筋肉がこわばった状態をほぐすこと

長時間の同一姿勢、悪い姿勢、不適切な枕、運動不足など、
生活習慣を見直して、頭から首、背中にかけての筋肉に負担を軽くすることを心がけましょう。


筋肉がコリと張りによって、血行が悪くなっている「冷え」の状態です。
後頭部、肩、目を温かい蒸しタオルで暖めたり、ストレッチをすることで身体をほぐし、血行を促進する事が効果的です。
全身の筋肉はつながっているので、上半身・肩回りだけでなく、股関節や脚もお忘れなく。


あとは、後頚部の2本の筋や、鎖骨上の太い筋をつまむと激痛じゃありませんか?

ふと手が空いた時に、痛気持ちいいくらいでほぐすと、血流が改善されます。
ここはリンパ腺も通っているので、頭痛対策としても、マッサージとしてもおすすめです。




ズキンズキン・・・脈を打つ急激な頭痛 

頭の片側あるいは両側の、こめかみから目のあたりが、ズキズキと脈打つように痛みます。

片頭痛と書きますが、実際には両側が痛む人が約4割とされています。また、ズキンズキンと拍動がない例も約5割認められているそうです。


頭痛の最中に吐き気や嘔吐、光や音に敏感になるなど、痛みとは別の症状が現れることが多いです。

日常生活に影響が出たり、動くと悪化するのが特徴です。



出典:頭痛オンライン

原因の特定ができる頭痛

この頭痛は原因の特定ができます。

原因さえわかれば、対策をとり、予想することができますよね。


例えば、以下のようなことが原因として考えられます。

いつその頭痛は起こりますか?どんなことをした後ですか?いくつ当てはまりますか?


   月経・排卵、更年期、寝不足、寝過ぎ、食事を抜く無理なダイエット、空腹、飲酒、
   コーヒー、紅茶、ワイン、チョコレート、チーズ、かんきつ類を口にしたとき
   ストレスを感じた時、ストレスからの解放、まぶしい光、強いにおい、大きな音、人混み、騒音、
   気候の変化、温度の変化、気温差、高い湿度、
   運動、経口避妊薬、アレルギー、出産後


他にも思い当たるきっかけはあるかもしれません。

こうした「平常時から急激な変化が起きた時」に誘発されて、起きることが特徴です。


その頭痛は・・・片頭痛(血管性頭痛)

こめかみのあたりから、脈を打つようにズキンズキンとする痛み。

片頭痛は脳の血管が拡張し、脳神経が刺激されることによって起こります。



脳の血管が拡張する要因は人によって様々ですが
一般的に1カ月に1~2回、多い人では1週間に1~2回出現して痛みに苦しめられます。


そして男性の1.5倍女性の割合が大きいのが特徴です。

特に20~40歳代の女性に多くみられ、月経時やその前後に発症するケースも多くみられます。
妊娠中は、一時的に片頭痛が軽減される人が多数いますが、半数の人は出産後1ヵ月程度で再発します。


出典:頭痛オンライン



少しでも痛みが出ないように、避けたいこと

ストレスがすべてではありませんが、ストレスや疲れを溜めることは厳禁です。

飲食物が原因ならば、その誘発する食物を避けたり、量を考えること。


また、この頭痛は血管の拡張が起きています。発症時は入浴を避けてください。

発症していないときも、過度に熱いお湯に浸かったり、長時間入浴したりといったことは、できるだけ避けましょう。
最近流行りのサウナですが、長時間高温の環境は要注意となります。


運動は、発症していないときに。
適度な運動は健康のために必要ですし問題ありませんが、やはり発症時は避けてください。


また、経口避妊薬やホルモン剤の影響に心当たりがあれば服用を避けること。すぐにかかりつけの医師に相談しましょう。



改善していくには?痛みが起きてしまったら?

幸せホルモンとして知られるセロトニンが関係します。

楽しいことをして、幸せな気分を味わうことで、片頭痛を引き起こりづらくなるといいます。日々の生活習慣でセロトニンの分泌を促し、片頭痛を予防していきましょう。


リズム運動の効果があるといわれます。
腹式呼吸でゆっくり長い呼吸をすることや、ガムなどをよくかんで顎を動かすことも取り入れやすい予防法です。


そして、痛みが始まってしまったら。
まず痛む部位を冷たいタオルなどで冷やしましょう。

静かな暗い場所で安静にし、少しでも睡眠をとると症状が落ち着きます。


なぜ生理痛に起きやすいの?

そもそも男性より女性の方が、頭痛に悩まされることは多く、その原因はわかっていません。
一説では、ホルモンバランスの変動に影響されているという説があります。


エストロゲンという卵胞ホルモンが、生理前に急激に低下します。そうすると、幸せホルモンで知られるがセロトニンも減少します。

セロトニンは血管収縮のコントロールや痛みの抑制作用を持つ物質であるため、減少するとコントロールが悪くなり、痛みに過敏な状態になり、頭痛がおこりやすくなると考えられています。

そのため、日光を浴びたり、運動したり、食事の時には咀嚼をしっかりするなど、少しでも意識してい生活できたらいいですね。


生理痛のほか婦人科系トラブルとつながりがありそうな頭痛は、
頭痛ではなく、婦人科系の方から改善のアプローチをすることもあり得ます。

原因不明・・・男性に多い我慢できない危険な頭痛

20~40歳代や男性に多いのが特徴で、毎日ほぼ同じ時間帯に起こるのが特徴です。

まれに、一度で治まることもありますが、典型的なケースでは10年以上にわたり、半年~2年おきに繰り返します。

痛みの特徴、周期

どちらか片方の目、目の上、こめかみあたりがハンマーで殴られたような激しい痛みが起きます。

頭痛が現れるのは、片側なのですが、目をえぐられるような痛みで、じっとできずに暴れだすことも。


おまけに、頭痛が起きた側の目や鼻、耳などにも症状がでてきます。
目の充血、涙、鼻水、鼻づまり、まぶたの下垂などの症状が現れます



頭痛が起きるのは、1年に1~2回ですが、一度起きると数日から数か月間毎日続き、1日の中で何度も起きるともいわれます。

症状は1~2時間ほど続き、夜から明け方に起こることが多いという説や、

眠ってから2時間ほどで起こることが多くという説もあります。

つまり、規則性があり、決まった時間帯や、決まった時期に激しい頭痛が頻繁に起きるということです。


出典:頭痛オンライン

付随する症状

今まで経験したことのないような突然の激しい痛み、高熱などを伴う頭痛の場合は、麻痺や言葉のもつれが出ることもあります。
身近な人が気づく症状でもあります。

そのような症状は、命に係わる脳疾患由来の頭痛の場合があります。
くも膜下出血、脳腫瘍、慢性硬膜下出血、高血圧性脳症、うつ病などが考えられ、
これらは生死に関わるものなので、おかしいと思う前でもすぐに病院へ行きましょう。


その頭痛は・・・群発頭痛(三叉神経・自律神経性頭痛)

まれな頭痛で、頭痛有病者の中でも少ないのですが、一番激しく痛むのが群発頭痛です。
以前は男性の方が多いとされてきましたが、近年では女性の割合も増えてきており、重症になるという研究があります。

出典:CareNet




原因としてあげられるひとつは、日常的に鎮痛薬を飲み続けていること、という説があります。

もともとあった頭痛の上にかぶさり、痛みをより複雑にしてしまうのです。
緊張型頭痛の人にも見られますが、ひどい片頭痛に悩まされていた人に多く見られます。


痛みのメカニズムとしては、眼の奥の動脈が拡張し炎症を起こすため痛みが出ると言われます。

その他、飲酒、喫煙、血管拡張剤の使用、気圧の変化なども原因となります。体内時計の不調が原因の一つと言われていますが、はっきりしたことは分かっていません。

なお、激しい頭痛はくも膜下出血や脳隨炎、脳腫瘍などの重大な病気が疑われる場合があるため、注意が必要です。

日頃取り組めること

自律神経頭痛というほどなので、体を休め、ストレスを解消し、リラックスすることがなにより自分のためになります。


まず、適切な睡眠時間をとることは、頭痛でなくも体を整えるためにとても大切です。

少なくとも毎日6時間以上の睡眠時間は確保しましょう。
睡眠の質をあげる工夫もしてみましょう。寝具や寝間着をそろえたり、寝る前の行動を見直すこともいいかもしれません。


群発頭痛は緊張性頭痛・片頭痛から派生していくともいわれます。
なるべく症状が軽いうちに改善に取り組み、場合によっては早めに専門家に相談することは、将来の自分のためになります


最後に

頭痛は主に2種類に分けられます。

《一次性頭痛》 生死に関わるほどではない、怖くない頭痛、慢性頭痛
《二次性頭痛》 重篤な病気の症状として発症することが多く、生死に関わるケースが多い怖い頭痛



痛みを感じるのは、後頭部、こめかみ、目の周りと共通しています。

悩んでいる人は多くいるので、自分でできる改善方法や、専門家に頼ると心強い面と、それぞれうまく利用していきましょう。



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